225オプションで億トレーダー(仮)になる目論見書

オプションの投資手法を学んで、億トレーダー(仮)を目指そう!

ビットコインはそろそろ底値か、仮想通貨に投資することを検討中

これまで多種多様な投資対象に手を出してきたが、仮想通貨だけはあえて避けてきた。少し前まではキャピタルゲインに対する税制すら確定していなかったし、今でも仮想通貨に関連した法律の整備は遅れたまま。仮想通貨を使った詐欺事件が続発し、一部ではマネーリンダリングにも悪用されていると言われており、投資対象としてはとても実用的に思えなかった。しかし、そろそろ仮想通貨に投資してもいいかな、と考え方が変わりつつある。

仮想通貨は、主に私設の取引所で売買が行われる。2018年1月に発生したコインチェック社の流出事件では、同社が460億円もの補償金をあっさり負担できたため、被害額の大きさ以上に仮想通貨取引所の利益率の高さに注目が集まった。取引手数料が最大10%程度と、FXなどに比べて極めて高いことが魅力といえる。日本経済新聞の記事によると、絶頂期だった2018年3月期の利益は1000億円程度まで膨らんだという。

新株の発行や借り入れを伴うことなく、短期間でまとまった資金を調達できるICOにも大きな可能性を感じる。アメリカでは、すでにベンチャーキャピタルに匹敵するほどの資金調達手段になりつつある。詐欺事件が後を絶たないため、中国や韓国ではICOは禁止されているが、日本の証券会社はICOがいずれはIPOのようなドル箱になるかもしれないと期待して、金融庁指導のもとで自分たちが利権を確保したいと考えているようである。

最近のICOを見ると、ビットコインイーサリアムで応募する形が主流になっている。ビットコインが数万円だった2013年頃は、仮想通貨自体が違法とされて突然無価値になるリスクもあったが、ここまで基軸通貨として定着した以上、その可能性はほぼゼロになったと考えていい。仮想通貨の価値を表す共通単位としてビットコインが使われ続けると仮定すれば、中長期保有目的でビットコインに投資するいいタイミングではないだろうか。