225オプションで億トレーダー(仮)になる目論見書

オプションの投資手法を学んで、億トレーダー(仮)を目指そう!

自動売買は究極のシステムトレード、ルールが明確なら自動化できるはず

私は、自動売買こそシステムトレードの理想形だと信じている。裁量トレードは、勝率は高くなってもエントリーを厳選する分、利益総額は思ったほど伸びないイメージがある。裁量スキルが身につけば併用するのが最強なのかもしれないが、今の自分にはシステムトレード、それも自動売買がもっとも現実的な選択だろう。ラクして大儲けして億トレーダー(仮)になりたい、だから自動売買なのだ。ジョークに聞こえるかもしれないが、これが本音である。

自動売買は、個人投資家の間でもかなり昔から実践されてきた。MT4が登場する以前にも、エクセルのマクロでUWSCというマウス操作を記憶させるソフトを使ってFX業者の取引画面にログインして、自動売買を実現するシステムがあった。株式や225先物は、昨日の記事で紹介した岡三RSSでかなり高度な自動売買が可能になっている。近い将来、個人でも証券会社やFX業者が開放するAPIに接続できるツールが利用できるようになるだろう。

自動売買の最大のメリットは、取引回数を増やせることである。システムトレードは、1回のトレードによる利益期待値がプラスになることがわかれば、後は取引回数を増やすことだけ考えればいい。リアルタイムでチャートを見ていると、条件を満たしてもエントリーを躊躇するケースが結構ある。裁量スキルのない私が判断しても、逆の結果になるのがオチだ。システムトレードは、ルール通りに機械的にエントリーすることが大前提。自動売買なら迷いがない。

証券会社が提供するツールでも簡単な自動売買は可能であるが、自分専用のロジックで自動売買を行うなら、どうしてもプログラマにオリジナルツールの開発を依頼することになる。クラウドソーシングを使えば、非常に優秀なプログラマに安価で依頼できる。ただ、自動売買システムの経験が少ないプログラマだと、ある条件下で出現する致命的なバグがあるかもという不安はある。念入りなバックテストやデモ口座でのフォワードテストが欠かせない。