225オプションで億トレーダー(仮)になる目論見書

オプションの投資手法を学んで、億トレーダー(仮)を目指そう!

金持ちだけが確実に儲かる?資産家はどんな投資をしているのか

富裕層はどのような投資を実践しているのだろうか。運用する資金が大きくなると、どうしても安全性を重視した投資スタイルに変化していく。一例としては、先日紹介した「世界三大利殖」のようなローリスクで堅実に利益を積み上げる手法が適しているように思う。オプションのスプレッドなら、やり方によっては年間利回り20%程度の利益なら比較的簡単に狙えるのでオススメだ。残念ながら、オプションを投資対象として見ている人はまだ少ない。

年配の資産家に話を聞くと、意外なことに投資信託をメインに運用している人が多い。個別株に投資するにはかなりの銘柄に分散しないといけないので、銘柄研究に時間をかけたくないという意味もあるのだろう。再投資型を選択して、保有口数を長期で増やしていく作戦のようだ。歴史的にみると、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)は個別株を組み込んだ投資信託よりもパフォーマンスがいい。インデックスETFは有力な選択肢だと思う。

金持ちだけが実行できる、「絶対に儲かるサヤ取り」というものがある。TOBが発表された株を1~2%低い価格で買い付け、TOBに応募するという方法である。例えば、UCS(8787)はTOB価格が1830円であったが、発表後も市場では1810円~1815円前後で売買された。小株主は、TOBに応募する手間を嫌い、1%程度の手数料なら市場で売却した方がいいと考えるからだ。市場で大量に買い付けてTOBに応募すれば、確実にサヤが抜ける。

一般的には、IPOは抽選に応募してもめったに当選せず、当選しても100株のみだと信じられている。都市伝説と思われるかもしれないが、大手証券会社の大口投資家には、まとまった株数の新規公開株が割り当てられることも珍しくない。もっとも、担当者との人間関係が確立していないと難しいうえ、不人気な新規公開株の買取りや、証券会社が勧める金融商品の購入を暗に求められるそうなので、実質的な利益は思ったほどないかもしれない。