225オプションで億トレーダー(仮)になる目論見書

オプションの投資手法を学んで、億トレーダー(仮)を目指そう!

FXの出来高や板情報を売買タイミングに活かすためのツール

株式投資の環境は、インターネットの登場で劇的に進化した。従来は、証券会社の専用端末でしか見ることができなかったリアルタイムの板情報が個人投資家にも開放された。各証券会社が提供している取引ツールを使えば、歩み値や価格帯別の出来高などサポレジラインを引く際に役立つ情報を見ることができる。FXについても、自社グループ内やカバー先(LP)から提供される出来高や板情報を提供する業者が増えてきている。

外為どっとコムは、板情報に相当する「外為注文情報」、一定の時間内に約定した新規、決済別の出来高がわかる「売買比率情報」、未決済ポジションの買いと売りの比率を示す「ポジション比率情報」を提供している。外為注文情報は10分ごとに更新され、どの価格に指値注文、逆指値注文がどれだけ入っているのかが一目でわかる。いずれの情報もスマホアプリから閲覧でき、スマホで売買を行うFXトレーダーに重宝されている。

2015年11月から日本で営業を開始したデューカスコピー・ジャパンが提供する「マーケットデプス」は、契約している世界中の有力LPから提供される膨大な板情報をリアルタイムで表示してくれるとして、FXトレーダーの間で話題になっている。LPの板情報には機関投資家の注文も含まれるため、機関投資家の動向を読むこともできそうだ。リアルタイム情報なので、自分が出した注文が株式の板のようにすぐに反映されるのが目で確認できる。

OANDAの「オーダーブック」は、世界のOANDAグループの顧客が発注した未決済注文やポジションをグラフで表示するサービス。口座にログインした状態なら、5分ごとに情報が更新される。特徴は、MT4のチャート上にオーバーレイできるため、オーダーブックの情報をトリガーにしたインジケータやEAが簡単に開発できることだ。有名なFXトレーダーがオーダーブックを活用したトレードを生配信しており、オーダーブックへの注目度も高まっている。