225オプションで億トレーダー(仮)になる目論見書

オプションの投資手法を学んで、億トレーダー(仮)を目指そう!

インテリになれば儲かる?オプション取引の魅力に恋した決定的瞬間

システムトレードは、いったんルールを決めれば機械的にエントリーを繰り返すので、相場と合わない場合はどうしてもドローダウンが発生する。売買ルールの基礎となるロジックを充分に理解できていれば、不調の原因を検証することも可能だが、寄り引けシステムではそれができないことにジレンマを感じた。何らかのサインに従うにしても、売買の根拠を明確に理解できる手法はないだろうか。そんな暗中模索のうちに辿りついたのが、日経225オプションだった。

オプション取引の仕組みについては、浅いながらも基礎知識は持っていた。投資対象としてオプションの魅力を気づかせてくれたのは、アメリカのビジネス誌「Fortune」の特集記事だった。Fortuneは、毎年アメリカの売上高上位500社のリスト「Fortune 500」を発行していることでも有名である。フォーチュンとカタカナで表記すると、とたんにミーハーなイメージになってしまう(と思うのは私だけか、すいません)。私を虜にしたFortuneの記事を一部引用させていただくことにする。

オプション取引で成功するためには複雑な売買手法が必要なのに、個人投資家は射幸心から「権利」を単純に買うだけ。10人のうち8人は、結局損をする。インテリが無教養な連中から合法的にカネを吸い上げるゲームが、「オプション取引

ヤンキー好みの人を食ったような表現だが、妙に説得力があり、強く心に響いた。そうか、投資で成功するにはインテリになる必要があったのだ。投資に関して勉強不足だったことを恥じるとともに、オプション投資のインテリになろうと決めた。正直、オプションは難しい。難しいからこそ、正しい知識を身につけることで並の人より有利な位置に立てる。株式もダメ、先物もダメ、FXもダメ、仮想通貨もダメ・・・これから何に軸を置いて投資するか悩んでいた私に一筋の光明が差し込んだ瞬間だった。